- 上海の生活ってどうなの?
- 日本との生活の違いは?
- 驚いたことってある?
これから上海生活を始める方、もしくは住み始めたばかりの方は上海の生活って日本と比べてどうなんだろうと思っている方も多いと思います。
今回は上海生活歴1年の私が、上海に住み始めて気づいた上海と日本の生活の違いについて紹介します。
上海と日本の生活の違い
生活がめちゃくちゃ便利
上海の生活は携帯一つあればOK。
逆に言えば携帯がないと生活できません。
「Wechat」と「Alipay」がなければ、生活が成り立たないです。
日々の生活の支払いは画面を見せれば即終了。
めんどくさい割り勘もボタンひとつで完了。
タクシーやデリバリーサービスも携帯一つで完結です。
日本はそれほど使用頻度が高くないイメージですが、上海ではサービス料金が安いためタクシーとデリバリーの使用は日常茶飯事。
生活インフラといっても過言ではありません。
一方で、自動販売機など、現金対応をしていないサービスもあり、携帯電話がないと生活は困難です。
日本では、同じようなサービスがあるにもかかわらず、まだまだ普及はしていないですよね。
一方で、クレジットカードを使用する機会はありません。
クレジット=信用がないからです。
交通費が安い
交通費は日本と比べても破格です。
地下鉄は距離にもよりますが、30分程度利用しても4元程度(80円程度)
タクシーは初乗り16元程度(250円程度)
信じられないくらい安いです。
新幹線も日本に比べれば破格。
現在はコロナで中々旅には出られませんが、旅行するには最高の環境ですね!
物価・家賃は高い
上海は世界で最も物価の高い街の一つだと思います。
スターバックスの美式咖啡(アメリカンコーヒー)は小さいサイズで25元(約400円)
また家賃価格も高いです。
私が住んでいる地域は1LDKほどの大きさで約10000~13000元程度(約16万〜20万)
自分で払って住むのはなかなか厳しい値段です。
安い物件であれば、3500元程度からあるようです。
日本の居酒屋はピンキリですが、一回飲みに行けば少なくとも250元程度(約4000円程度)
DAISOも10元均一(=約160円)なので日本の1.5倍以上。
今は20元近くになっていますので、2倍近くになっています。
ミニマムに過ごすことが、生活費を抑えるコツですね。
上海での生活費は1,0000元くらいかかります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
現地飯は安い・日本食屋は多い
中国の現地飯は超絶安いです。
20RMB(=400円弱)あれば、お腹いっぱい食べられます。
また、上海は日本食屋が多く、食事に困ることはありません。
カレーやラーメンもあれば、刺身だって食べられます。
逆に現地の方が食べるようなお店が日本人が多く住む地域の近くにないのが残念です。
飲み物が常温、烏龍茶は甘い
中国の方は常温の飲み物を好むそうです。中国のお店では瓶ビールが常温で出てきます。
お店に行くと冷たいのをくださいと言わないと出てこないこともあります。
また、始めてコンビニで烏龍茶を買ったのですが、まさかの激甘。
有糖のものと、無糖のものがあるので注意しましょう。
ネット環境は悪い
これも中国あるあるなのかもしれません。
ネットが突然全く繋がらなくなるときがたまにあります。
Wifiには繋がっていても、 VPNが繋がらないときもたまにあります。
この前会社で全員のネットが一斉に繋がらなくなったことがありました。びっくりです。
他の海外会社の方とテレビ会議を行っても、中国だけ何故か繋がりが悪い時もあります。
多くの駐在員が使っており、比較的に繋がりやすいのがセカイVPN。
中国赴任予定の方でまだ契約されていない方は、契約しておくのが無難です。
みんな優しい
上海に来る前、中国人といえば化粧っ気がなく、気は強く、日本人は嫌い。
そんなイメージがなんとなくありました。
まだ社内や、飲食店やホテルの方など本当に一部の方としか交流はないですが、困っているとみんな助けてくれます。
日本人(東京人)より優しいイメージがあります。
運転が危険
運転はかなり荒いです。
いつ事故に遭ってもおかしくありません。
強引な割り込みは日常茶飯事です。
割り込みも車体をギリギリまで近づけて無理やりです。
ぶつかりそうになったことも、既に何度もあります。
これで事故にあったことがないのが奇跡だと思います。
領収書も電子版
日本では領収書をお願いすると紙で渡されますよね。
中国では領収書も電子化されています。
レジを済ませて发票(領収書)をお願いすると、QRコードを渡されスキャンするように言われます。
めちゃくちゃ便利。
日本が見習わなければならない点も多いですね。
本当の自由はない
中国は良くも悪くも全てが政府の方針によって決定される国です。
その政策の実行スピードといえば圧巻です。
有無を言わさぬ実行力。
上海では4日間と聞いていたロックダウンが、急遽2ヶ月間も延期され、2ヶ月間一歩も外に出られなくなったこともありました。
このゼロコロナ政策によって、逆に言えばたった2ヶ月でコロナを封じ込めたわけですが、この間外に出られず、鬱になってしまう人や追い込まれて命を経ってしまう人も続出したようです。
会社の業績や株価も、国の政策一つで変わってしまいますから、中国に依存している企業は注意が必要です。
コンビニのレジの真横にブツが置いてある
これは最も衝撃的だったのですが、どこのコンビニへ行ってもレジの真横にブツが置いてあります。
小さな子供にも見えるような場所に置いてありますが、問題ないんでしょうか。
一人っ子政策時に置くようになったとか、ならなかったとか。。。
そしてコンビニは独特の匂いがします。レジに置いてある、おでんのような食べ物から発せられている匂いが充満しています。
上海生活は最高!
日本と違うところもたくさんありますが、日本人にとって上海は最も住みやすい都市の一つだと思います。
一度住めば、ずっと住みたくなること間違いなし!
他の国に住めば、文化が異なるのは当たり前。
異文化を受け入れて、上海ライフを満喫しましょう!