赴任準備

日本出国〜中国入国〜隔離生活までの流れ 準備・やるべきことは?

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  • 日本出国から中国入国までの流れは?
  • 隔離生活までの流れが知りたい
  • 準備しておくべきことは?

中国に行かれる方は、日本出国後どのようなフローで隔離ホテルまでたどり着けるのか気になりますよね。

本記事を読めば、日本出国~隔離ホテルまでの一連の流れと準備しておくものが分かります。

日本出国前

コロナ禍の今、日本から出国し中国へ行くためには多くの手続きが必要です。

中には、直近にならないと準備できないものもあるためかなり大変ですが、スケジュール感は把握しておきましょう。

情報の整理

中国へ入国にするにあって、多くの申請があるのですが、毎度毎度似たような内容を記入します。

すぐに記入できるように、まとめて控えておきましょう

後々非常に役に立ちます。

  • パスポートナンバー
  • 現地(中国)の電話番号
  • 現地の住所、滞在先
  • フライトナンバー
  • フライト座席

私の場合は、現地の電話番号もなく現地の住所もないので、電話番号は会社の電話番号、住所は会社の住所を記載して提出しましたが特に何も言われませんでした。

電話番号や滞在先を記入していない方は、何か書けと止められていたので、あらかじめ何を記載するか会社に確認しておきましょう

搭乗日から二日以内のPCR検査

搭乗日から二日以内に中国駐日本大使館・総領事館指定の検査機関でPCR検査陰性証明及び血清特異性IgM抗体検査のダブル陰性証明が必要です。

ポイントは3点です。

  • 搭乗日から二日以内
  • 中国駐日本大使館・総領事館指定の検査期間
  • PCR検査陰性証明及び血清特異性lgM抗体検査のダブル陰性証明

検査の結果も受け取りに行かなければなりません。

検査時間は20分程度、検査結果の受け取りもすぐにすみますが、出国前の貴重な二日間は、この検査とこの後の手続きで潰れます

この指定の検査機関というのも厄介で、以前と変わっていることもあるそうです。検査予定の機関が該当しているかどうか、必ず直近の情報をHPから確認しましょう。

そして何やら長い名前の検査の内容ですが、簡易版の唾液検査ではありません。

採血+綿棒を鼻の奥まで突っ込まれる検査です。

かなり苦しいです。

健康コード申請

さて、よくわからない申請の一つ目です。

こちらはパソコン、もしくはスマートフォンで2次元バーコードを読み取りスマートフォンから手続きをおこないます。

日本出国前日の20時までに登録が必要なそうなのですが、ダブル陰性証明取得後に行うものなので事前に準備をしようと思っても中々余裕がありません。

登録すると、オレンジ色の画面になります。

検査期間では2~3時間で緑色になると言われましたが、私のケースですと6~7時間経ってようやく緑色になりました。

また、パスワードを何度か間違えてしまうと、アカウントがロックされログインができなくなるので注意しましょう。これにはかなり焦りました。

アカウントがロックされても、30分ほど経てば、またログインできるようになるので安心してくださいね。

この健康コードに関しては緑の画面を、ANAの荷物を預ける前のところで見せました。

中国税関出入国健康申告(健康申告書電子版)

さて、よくわからない申請の二つ目です。

こちらは航空座席番号が決まったら、中国到着予定時刻の24時間前から申請できる手続きです。

中華人民共和国海関総署HPから、2次元バーコードもしくはWeChatからスキャンして、申請します。

中国税関出入国健康申告は、荷物を預けたあと、申請済の画面を見せました。

中国に入国する際にも、見せるのでスクリーンショットを撮っておきましょう。

現地通貨の両替

お金関係が心配な方は、必ず日本の両替をしてから行きましょう。

中国に入国すると、隔離ホテルに到着するまで自由はありません

中国の空港では両替する機会がないので、不安な方は必ず両替してから行きましょう。

WeChatのインストール

中国に入国すると、WeChatでスキャンしなければならない手続きもありました。

もしまだアプリをお持ちでない方は、日本でインストールしてから行くことを強くオススメします。

SIMフリー携帯とSIMカードの準備

SIMフリー携帯とSIMカードを準備してから行くことを強くおすすめします。

携帯はご自身の携帯がSIMロックが解除されているか確認しておきましょう。

キャリアをご利用の場合は各社HPから確認することができます。

SIMカードは「大中華」が手軽に利用できておすすめです。

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現在この2つの組み合わせで問題なくネットが使用できています。

中国に来る方全員がお持ちのわけではないと思うので、絶対必要というわけではないかもしれませんが、中国に入ってからもネットからの手続きは続きます。

Wi-Fiがあるか、ちゃんとネットが繋がるのかと心配するだけでもかなり疲れると思います。

こちらのSIMカードは携帯に挿すだけで、勝手にアクティベートしてくれて、日本にいるときと同様にネットが繋がります

飛行機が着陸した直後は繋がりませんでしたが、空港内をしばらく歩くとショートメッセージが送れられてきます。

APNのコードというものが記載されているので、そちらをSIMの設定画面で入力するだけで開通します。

これがなかったらと思うと、正直ゾッとします。

空港や隔離ホテルでネットを介した手続きが続くのですが、Wi-fiを使用されている方は途中でネットがキレたり大変そうでした。

安心料だと思って、このSIMカードだけは必ず購入していってください。

VPNの契約

中国に入るとGoogleは使えませんし、LINEやNETFLIXも使えません。

使用するためにはVPNの契約が必要です。

日本で契約してから行かれることを強くおすすめします。

利用者が多いセカイVPNを契約しておくと安心です。

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中国入国後 

書類の提示

パスポート、「ダブル陰性証明書」と日本で見せた「中国税関出入国健康申告」のスクリーンショットの画面などを順番に提示して行きます。

ビザやフライトチケットも見せる機会があります。

検査結果記入用紙と容器

これから、検査をして記入するであろう記入用紙と検査をするであろう容器を渡されます。

この後は、この用紙を毎回見せていくフローになります。

検査

また検査を受けます。

今度は鼻の奥まで綿棒を刺すのと、喉の奥にも綿棒を刺します

結構苦しいので、覚悟はしておいた方がいいです。

前方のカメラで撮影

入国で何回かカメラで撮られるうちの一回です。

前方の遠くの方にカメラがあり、そこを見るように指示されます。

また、マスクを外して、前髪を全部あげるように指示されます

荷物ピックアップ

ここでようやく荷物がピックアップできます。

もう荷物は流れているので、待つことなく受け取れます。

バスに乗り込むまで、カートを使って荷物を移動させられますので、どうやって荷物を運ぼうかという心配はありません。

上海行きか、その他地域に行くかの分かれ道

上海に行くか、その他の地域に行くかを聞かれました。

分かれ道があります。

隔離の後、上海に行くと伝えるとその他地域の方に行けと指示されました。

ここも不安になりましたが、おそらくみんなこちらへ誘導されているみたいでした。

WeChatから旅行情報の登録

WeChatから、また何やら登録させられます。

看板や壁に貼ってあるQRコードをスキャンして、これまでと同じような登録をします。

登録したらスクリーンショットをしておき、順番が回ってきたら係の人に見せて画面を読み取ってもらいます。

また、ここで隔離ホテルに到着するまで、パスポートを没収されます。

その後、ある程度の人数が揃うまで、30分ほど待たされます

バスに乗車

順番に名前を呼ばれて、ようやくバスに乗せられます。ここで13:30くらいです。

私はビジネスクラスで、手続きも最も早かったのですがもうこんな時間です。

バスといっても観光バスのような大きなバスではなく、スクールバス見たいな大きさで、そんなに人も入りません。

ようやく先が見えてきましたが、ここからがまた長いです。

隔離ホテルに到着

30分ほどバスに揺られて隔離ホテルに到着します。14:00過ぎです。

ホテルについても、まだすぐに部屋に入れるわけではありません。

ここから更に手続きが続きます

WeChatで健康状態情報登記表の登録

ホテルに着いたら、またWeChatで何かに登録させられます。

よくわかりませんが、自分がどの隔離地点にいるかを登録させられる見たいです。

私は25隔離地点でした。

この画像の通りに手続きを行います。

ホテルによるのかもしれませんが、iPhoneのWifiへの繋がりが悪く、ここで手こずっておられる日本人の方が大勢いらっしゃいました。

皆さん疲れていることもあり、結構イライラされている感じでした。

先に案内されたので、その方達がどうなったかわかりませんが、SIMカード持参して良かったなと心から思いました。

何を忘れてもSIMカードだけは必ず持参することをおすすめします。

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もしSIMフリー携帯をお持ちでない方は、OPPO RenoAが安くておすすめです。

受付

登録が終わったら係の人に見せて、ホテルの利用規約と部屋番号が書かれた紙を渡され、サインや電話番号などをまた記入させられます。

一泊250元、飯は一日朝昼晩で100元などなどが書かれています。

トイレの消毒剤みたいなのも頂きます。

利用規約やこのトイレの消毒剤みたいなものに関しては、説明は全くありませんでした。

入室

15:00。ようやく自分の部屋に入れました。

受付が終わると、係の人が順番に部屋を案内して行きます。

もちろん鍵などはもらえませんので、鍵が開けられて部屋にぶち込まれるだけです。

ヘトヘトですが、昼ごはんはあたりません。部屋にカップラーメンが一つ置いてあるのみです。

朝から機内食しか食べられずです。お水は500mlサイズが24本部屋に置いてありましたが、食料は持参されることをオススメします。

部屋は聞いていたよりもいい感じです。まあところどころ埃が被っていたりはしますが、特に不満もなく、Wi-fiも繋がります。

ホテルですので、シャンプーリンス、ケトル、タオル、歯ブラシなど一通りのアメニティは揃っています。ドライヤーなどもあります。

18:00頃夜の弁当が供給されました。

下馬評よりは全然美味しそう。普通にあったかい弁当です。

腹ペコなのもありましたが、全然食べられました。

赴任前はしっかり準備しておこう!

■日本出国前にすべきこと

  • 情報整理メモ作成
  • PCR検査
  • 健康コード申請
  • 中国税関出入国健康申告
  • 現地通貨両替
  • Wechatインストール
  • SIMフリー携帯とSIMカードの準備
  • VPN契約

■中国入国後

言われるがままで自由はありません。

ホテルに入るまで時間がかかることを覚悟しておきましょう。

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