- 上海での1ヶ月の生活費ってどれくらい?
- 何にどれだけの費用がかかるの?
- 赴任時はいくら持っていけばいい?
このような疑問に答えます。
✔️本記事の内容
- 上海の1ヶ月の生活費
- 現地人・駐在員の費目別の内訳
- 赴任時に必要な目安額
これを書いている私は上海駐在をはじめて1年弱。
上海での生活・仕事も慣れ、上海ライフをエンジョイしています。
上海の1ヶ月の生活費
費目 | 現地人 | 駐在員 |
---|---|---|
住居費 | 5,000 | 0 |
水道・光熱費 | 250 | 0 |
通信費 | 100 | 0 |
食費 | 3,000 | 6,000 |
日用品費 | 250 | 500 |
交際費 | 1,000 | 2,000 |
交通費 | 100 | 200 |
他変動費 | 300 | 1,300 |
支出合計 | 10,000 | 10,000 |
現地人の生活をしても、駐在員の生活をしても約10,000RMB=(約16万円)ほどかかります。現在は円安が進行していますので、約20万円近くですね。
もちろん個々人によって内容は大きく異なりますが一般的にはこの程度だと思います。
合計の支出額は大体同じくらいになりなすが、その内容は全く異なったものになります。
次に費目別の内訳について、見ていきます。
現地人・駐在員の費目別内訳
住居費
現地人:最安値であれば3,500RMB〜あるようです。快適な家に住みたければ少なくとも5,000RMBくらいは見ておいたほうが良いです。
駐在員:会社負担。少なくとも10,000RMB以上の家賃の場所に住んでいます。
上海の不動産価格は年々上昇しており、数年後には更に上がっている可能性もあります。
水道・光熱費
現地人:約250RMB
駐在員:会社負担。
日本と比べると比較的安い印象です。
通信費
現地人:約100RMB
駐在員:会社負担。携帯は会社から支給されますが、家で日本のテレビを見たい場合等は、別途契約が必要です。
こちらも日本と比較すると安い印象です。
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食費
現地人:1日100RMB✖️30日=3,000RMBほどです。
駐在員:1日200RMB✖️30日=6,000RMBほどです。
駐在員は日本食ばかりを食べる方が多いので、倍くらいします。
昼食はローカルフードであれば20RMBほど。日本食だと40RMBが目安です。
外食に関しては、日本と同価格帯、もしくは気持ち少し安いくらいです。
一方、調味料や日本の食材を日系スーパーで調達しようとすると、モノにもよりますが1.5倍~1.8倍くらいにはなるでしょう。
日用品費
現地人:250RMB
駐在員:500RMB
個人によります。ティッシュやトイレットペーパー、シャンプー・リンス、歯磨き粉、洗剤など。
上海では日系のものも手に入ります。
価格は、日系スーパー>外資系スーパー>ローカルスーパーという感じです。
交際費
現地人:1,000RMB
駐在員:2,000RMB
人によって最も大きく異なるところです。
単身駐在員の娯楽は下記のような感じでしょうか。
- マッサージ:150~200RMB
- 飲み会:200~400RMB
- Bar:300~600RMB
- KTV:1,500~2,000RMB
- ゴルフ:約2,000RMB
遊ぶ内容によって、大きく異なります。
交通費
現地人:100RMB
駐在員:200RMB
上海は交通費が激安です。
地下鉄は数元で乗れますし、タクシーも1回30元ほどで乗れます。
日本の初乗り価格程度で、移動が可能です。
他変動費
現地人:300RMB
駐在員:1,300RMB
中国で生活をはじめれば、中国語のレッスンに通うことになると思います。
1レッスン1時間で約100元、一度に2コマ以上が目安です。
一回200RMB✖️4回で1,000RMBほどになるでしょう。
他にもフットサルやゴルフ、中国茶、太極拳などを学んだりと習い事をされる方が多いです。
美容院代もかかりますね。
赴任時に必要な目安額
赴任時は1ヶ月の生活費の2倍以上は必ず持っていきましょう。
3倍は持っていくと安心です。
理由は二つあります。
- 歓送迎会など出費の機会が多い
- 銀行口座がすぐにできない
赴任直後は、前任者の送別会及び自身の歓迎会など、何かと出費も多いです。
「最後の思い出に」もしくは「上海赴任の洗礼」として、高いお店に連れていかれれる機会もあるでしょう。
また、銀行口座も2ヶ月後にようやく開設できました。
中国ではクレジットカードが使えない場所も多いです。
現地に同僚がいる場合は、借りることもできますが、赴任先で一人の場合には2~3倍持っておくと安心でしょう。
まとめ
上海生活の1ヶ月の支出額は単身者で約10,000RMB。
上海赴任当初は2~3倍を現金で持っていくと安心。
もちろん個々人によって大きく異なります。
前任者や同僚の方と確認されることをおすすめします。