- 中国の新幹線ってどうやって乗ればいいの?
- チケットの予約方法は?
- 必要なものはあるの?
中国に赴任してばかりだと、新幹線に一人で乗るのも不安ですよね。
あらかじめフローがある程度わかっていれば、不安を取り除くことができます。
今回は中国での新幹線の乗り方を解説します。
コロナの状況により、フローは変わるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
中国での新幹線(高铁)の乗り方
外国人の乗車方法はやや複雑ですが、慣れれば外国人の特権を生かして、現地の方よりスムーズに乗車することができます。
しっかりとマスターしていきましょう。
アプリでチケットを予約する
まず、アプリでチケットを予約します。
私が利用しているのは下記のアプリです。
日付、乗車駅、目的地を入れるだけで、時刻表が出てきますので中国語のわからない人でも簡単に予約ができます。
日本のJRのアプリより分かりやすいです。
もちろんアプリで予約しなくても、窓口で購入することはできます。
言語に自信がない方は、アプリで事前に購入しておくのがおすすめです。
窓口で領収書をもらう
出張で利用される方の中には、領収書が必要な方も多いかと思います。
現地の方々は、自動発券機で領収書の発券が可能ですが、
外国人が領収書をもらう時には、必ず员工窗口(駅員のいる窓口)で発行してもらう必要があります。
特に上海火车站から乗車される場合は注意が必要です。
駅から窓口が離れています。
駅の構内ではなく外にあります。
迷わずにいっても徒歩5分ほどの距離です。
私は迷いながら10分ほどかかりました。
他の大きな駅でも、窓口構内にない場所はあります。
早めに駅について確認しておきましょう。
領収書の発行なために必要なのは2つです。
- パスポート
- 予約番号
領収書として、日本の新幹線の切符みたいなものがもらえます。
乗車後でも窓口で発行が可能です。
時間のある時に窓口で発行して貰えばOK。
駅に入る際は駅員のいるところ通過する
現地の方は自分の持っているマイナンバーカードのようなものを機械にかざすだけで通過できますが、外国人は通過できません。
駅員のいる通路の方へ向かいましょう。
パスポートを見せて通過します。
チケットが予約されていないと、通過できないので、先に必ずチケット予約が必要です。
荷物検査を通過する
次に荷物検査を通過します。
まるで空港で飛行機に乗るときのように、荷物検査が行われます。
日本では考えられないですね。
ホームに行くときも駅員のいるところを通過する
中国の駅は一般的に数分前にホームへ行くゲートが開放される仕組みになっています。
日本ではホームで待つことができますが、中国は全員が待合室で待っているイメージ。
数分前になると、ホームへのゲートが開きます。
現地の方は、ゲートを通過するために再度マイナンバーカードみたいなものを見せなければならないようです。
外国人は駅員のいるところで、パスポートを再度提示します。
これで無事にゲートを通過し乗車できます。
何か並んでいるところを通らなければならない時は、基本的にパスポートで係員がいるところを通るということを覚えておきましょう。
降車時も同様にパスポートをスキャンして出口から出ます。
中国で新幹線に乗ってみよう!
上海の鉄道は初めは戸惑う方も多いと思いますが、慣れればとても便利です。
駅員がいる窓口は、駅から離れていることが多いので注意。
特に上海駅や蘇州駅などの大きな駅では、窓口が遠かったり、長蛇の列になっていたりと時間がかかるケースもあります。
必ず時間に余裕を持って駅に着くようにしましょう。
少なくとも慣れないうちは1時間は余裕を見ておくと安心です。
それから駅内にはトイレに行きたくなっても、トイレットペーパーがないことが多いです。
紙は常備しておくようにしてください。