- 初の海外赴任で何を学んでおいたらよいだろう。
- 中国人と働く上でどんな心構えが必要だろう。
- 上海赴任者におすすめの本とかないかな。
上海への赴任が決まって不安なこともたくさんありますよね。
✔️本記事の内容
- 上海赴任をするなら絶対に読んでおきたい本の紹介
- この本を読んでおくべき理由
これを書いている私は上海駐在歴が1年弱。
この本のおかげでスムーズに中国社会へと適応することができました。
「中国駐在ハック」を読んでおこう
この本には、長年中国ビジネスに携わってきた著者の経験を踏まえて、新たに中国に赴任される方が、つまずかないように今すぐできる心構えが全て書かれています。
この本の、目次は次の通り。
- プロローグ 駐在員のつらさを疑似体験
- 第1章 5年前とは一変!中国駐在員のリアル
- 第2章 日本人と中国人はこんなに違う
- 第3章 仕事人として互いに理解し合う
- 第4章 勝負の1年目、まずは「バカにされない」
- 第5章 信頼関係作りの第2段階「親近感」
- 第6章 信頼関係作りの第3段階「コニュニケーション」
- 第7章 慣れてきた駐在員の落とし穴
- 第8章 日本流は捨てよう中国ビジネスの常識
- 第9章 中国の組織管理の基礎「就業規則」「人事制度」
- 第10章 中国人社員の叱り方・誉め方の要点
- 第11章 中国人との会議をうまく進める技
- Appendix 駐在員のサポート
- エピローグ 中国駐在員のうれしい話
どれも新たに赴任するあなたにとって知りたい情報ですよね。
若手から管理職まで学べる一冊になっています。
この本を読んでおくべき理由
この本は中国に赴任されるあなたは絶対に読んでおくべきです。
日本人の働き方と中国人の働き方は全く違います。日本の働き方は中国では全く通用しません。
日本のやり方を持ち込んで、中国現地スタッフから煙たがられている人も多いです。
日本人から見た中国人というのが、本書では下記のように紹介されています。
- ゼロから考えるのが苦手
- 「差不多」
- 個人のやり方を重視
- 帳尻合わせ・柔軟性
- 答えが分かると早い
- 職責権限を明確化したい
- 自分たちで決めない
- 会議が下手
- 経済観念が強い
- 過程より結果重視
- 品質より効率優先
実際に中国に赴任して、毎日のように痛感していることばかりです。
中国人は何事も自分で決めず、これは自分の仕事じゃないと口にすることが多いです。
しかし、一度方向性やゴールを明示してあげると、そのゴールに向かうスピードは目を見張るものがあります。
「過程」と「品質」は二の次。中国人は「結果」と「効率」を優先します。
本なんか読んだところで、変わらないだろう。俺は大丈夫だ!と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、誰もが一度は挫折すると思います。
異文化で仕事をするというのは容易なことではありません。
私自身、学生時代に留学経験があり、よくバックパックもしていたため、人よりも適応能力に自信がありましたが、うまくいかないことも本当に多いです。
仕事を一緒に進めるとなるとより一層深く現地の人の考え方や文化を理解しなければなりません。
駐在生活で悩んだことがあったときこの本をよく読み返しますが、大体答えが書いてあります。
一人で悩む時間はもったいないです。先人が残してくれた知恵を借りましょう。
上海赴任者予定者は必読!
上海赴任者の必携書です。
赴任当初でコケてしまうと、その後も中国人から仕事のできない奴とレッテルを貼られてしまいます。
残念ながら現地スタッフから、裏ではバカにされている日本人も本当に多いです。
もちろん本人は気づいていませんが。。。
そうならないためにも、一度手にとって読んでみることをおすすめします!
上海赴任後もあなたのバイブルになること間違いなし。
もちろん上海赴任者だけでなく全中国赴任者におすすめの一冊です。